開発社会学B期末レポート

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    資料紹介

    各地の植民地影響について考察しました。

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    開発社会学B 期末レポート
    10sg1146  谷田裕紀
    「東アジア、日本、沖縄におけるポストコロニアル」
    20世紀前後から大日本帝国は、日清戦争、北清事変、日露戦争、第一次世界大戦、シベリア出兵と戦争を繰り返してきた。その結果、台湾・ 澎湖諸島(1895年)、南樺太(1905年)、朝鮮半島(1910年)など植民地として、1930年前後からは、中国大陸に侵略を進めていった。31年の満州事変では中国との全面的な戦争に発展し、41年にはアメリカ、イギリス、フランス、オランダなどの連合国にも対象が拡大して、植民地争奪地域は東南アジアから太平洋まで拡大していった。しかし、1945年8月に大日本帝国は敗戦により一挙に崩壊する。戦争が終わり、脱殖民地化した日本の旧支配地域では全てが終ったわけではなく、植民地主義が残した問題が継続されていた。朝鮮半島では日本軍の管轄分離線として使用していた38度線により南北に分断され、台湾には大陸の共産党政権とは違う体制を持つ政権が建てられた。沖縄や奄美列島では、日米保安体制の要として、アメリカの施政のもとに置かれた。これこそ、戦後の政治的秩序をつくった低強度戦争の...

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