星槎大学の最難関科目の一つである社会科・公民科指導法の佐島先生の課題レポートです。
佐島先生の本をアマゾンで数冊買ってレポートを書くか、私のレポートを買うのが最短の方法です。
科目コード 361102 社会科・公民科指導法Ⅱ
1.我が国は「公害教育」から「環境教育」へと変化した経緯と、その意味について考察する。
はじめに
わが国の鉱害から公害への変化と、その後社会や学校で公害という問題の経緯や盲点に着目し、そして、環境教育へと発展した経緯についてまとめる。
環境教育は明日を待つことのできない教育として重視され学校教育・家庭教育・社会教育において人間形成に果たす役割が期待される。21世紀に生きる私たちに環境にどのようなかかわりを持ち行動していけばよいか以下にまとめる。
1.公害教育が始められた要因
公害という用語は古くから存在する。最初にあげなければならないのは足尾鉱毒事件である。財閥が銅山を買収し、銅を製錬するときにおきた亜硫酸ガスによる森林の枯渇である。その後、1960年代の高度経済成長による産業公害が問題となった。その産業公害は、大気や水質などの環境汚染をもたらし、人間の生命・健康を脅かした。1956年に水俣病、1961年に四日市喘息、1965年には新潟で第二の水俣病などが認定された。公害で悩まされる地域では、公害反対・防止の住民運動が激...