S0105仏大 教育心理学 レポート 第一設題 B判定

閲覧数1,602
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「二次的ことばの前に一次的ことばとその発生プロセスについて紹介する必要がある」とのコメント頂きました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。
    「象徴機能」は、表象能力の出現を示す初期の活動、「延滞模倣」の中に見られる。子どもは1歳半から2歳にかけて、表象能力を現しはじめる。今、目の前にない物事についても頭に思い浮かべ、自分で実際に行動してみなくてもその様子を頭に思い描く。つまり、具体的な知覚経験をもとに自分なりにイメージを構成し、それを利用して時・場所を変えて自分なりのやり方で活動するようになる。たとえば、子どもが「ガアン・・・、ゴオン・・・」と言いながら長方形の箱を動かし、ときどき箱を止め、自分のからだの動きも止めて「プシュッ」と言った。電車に乗ったときのイメージをもとに、後日、家でその特徴を再現している。この模倣行為は箱を電車にみたてる活動、箱や体を動かしたり止めたりして電車にのっているふりをする活動が含まれている。ここでの箱や、子どもの音声・しぐさは電車という指示対象を意味するもの、すなわち「象徴」である。このように、今、目の前にないものを、他の物に置き換えて表現する働きを「象徴機能」と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。