連関資料 :: 血圧
資料:45件
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血圧測定
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血圧測定
血圧とは
心臓が全身に血液を送り出す時、左心室の収縮によって生じる圧力が大動脈を経て全身の動脈壁に及ぼす圧力を指す。収縮時に動脈壁が受ける圧力を最高血圧(最大血圧)といい、拡張期に受けるものを最低血圧(最小血圧)という。
血圧を測る目的
身体の生理的変化を示す重要な指標としての血圧を測定することにより、循環系の状態を知る。
血圧測定の手順
手順① 使用する物品を準備する。
留意点 もれなくそろっているか。(必要物品:血圧計、聴診器・肘枕、消毒綿・膿盆等)
手順② 血圧計の点検
留意点 ・水銀柱に水銀が付着していない。
・水銀がゼロ点にある。水銀漏れは、ないか。
・マンシェットや空気球からの空気もれはないか。
・200mmHgまで圧を上げ静止し、3分間(1分間でも可)に1目盛り以上下降しない。
・空気弁を全開にし、速やかに1秒程度で指針がゼロ位に戻る。
・マンシェットの幅は患者様の上腕の太さに適したものを選ぶ。
・点検後、血圧計を傾け水銀を入れ水銀コックを「OFF」にする。
根拠 ・水銀が、もし付近におちていれば、毒性の為、素手で触らないようにするため。
・マンシェットの中には、ゴム嚢が収められており、その後ゴム嚢の幅が、 血圧に影響するからである。(ゴム嚢の大きさが上腕の太さに対して狭いと血流
遮断のためのより多くの圧が加わるので血圧は高くなる。また、 大きすぎるゴム嚢はその逆の理由で血圧は、低くなる。)
マンシェットのゴム嚢の幅は上腕円周の40%、長さは80%理想的
・水銀漏れの防止
・不都合がある場合は血圧計を交換する。
手順③ 聴診器の点検
留意点 ・膜式にセットし、聞こえることを確認する。
手順④ 患者様へ説明をし、了解を得る。
手順⑤ 患者様に血圧測定前の確認をし、説明をする。
留意点 環境(暑さ・寒さの有無)、変動因子(動作直後・便・尿意)などを確認し、
不都合であれば時間を置くことを説明する。
根拠 ・患者様の不安や緊張が血圧を変動させる因子となり、血圧の上昇をきたす。
・血圧の変動因子を取り除き、正しい測定値を得る。
手順⑥ 測定する側の上腕(マンシェット)と心臓の高さを合わせる。
留意点 必要時肘枕を用い、腕の高さと肘が曲がらないようにする。
根拠 測定部位心臓より高ければその圧はマイナスされ、低ければプラスされる。
(座位では心臓と測定部位の高低差はほとんどないので、重力の影響よりも駆血帯の締めすぎや幅など血管圧迫の影響のほうが大きい)
手順⑦ 測定側の寝衣の袖を肩の辺りまでたくし上げ、手掌を上げる。
留意点 ・長袖シャツや袖口が細い場合は、片袖を脱がせる。
・保温、プライバシーに考慮する。
根拠 上腕を圧迫すると末梢にうっ血が起こり、血圧値が正常よりも低くなる。
手順⑧ マンシェットを取り出し、ゴム嚢内に空気が入ってないことを確認する。
根拠 マンシェットに空気が残っていると、その空気圧で水銀柱が押し上げられ、水銀がゼロ点に合わないので正確な測定値が得られない。
手順⑨ ゴム嚢の中央を確認し、上腕動脈の上に当てる。
留意点 上腕やや内側にゴム嚢がくるように当てる。
根拠 上腕動脈は腋窩の中央やや内側に向かって下降している。
手順⑩ マンシェットを巻く
留意点 ・肘窩より2~3cm上にマンシェットの縁がくるようにする。
・指2本入るくらいのきつさで巻く。
根拠 ・肘
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医・薬学
基礎看護学
血圧測定
血圧
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血圧調節
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生理学実験
血圧調節
1、目的・緒言
体内血管系の血圧は主に二つの要因により変動する。一つは心拍出量(CO)によるもので、心拍出量が多ければ多いほど、血管を流れる血液量は増大し、その分血圧は上昇することとなる。もう一つは総末梢抵抗(TPR)であり、末梢の細動脈が収縮することによって血液の通る幅が狭くなり血圧が上昇する。以上2つの要素はそれぞれ逆に働くことで血圧は減少することとなる。平均大動脈圧は次の式で与えられる。
血流量は動脈圧から静脈圧を引いたものを血管抵抗で割ることによって求められるが、静脈圧はわずかなものであるため無視すると、血流量は動脈圧によって左右されることがわかる。生体内において動脈圧を監視しているのが圧受容器を呼ばれる圧感受性神経終末である。圧受容器は内頚動脈の起始部の頚動脈洞に集中して存在し、類似の神経終末が大動脈弓の主要な血管の分岐部に見られる。例えば血圧が低下したとき、圧受容器は図1の流れで応答して血圧を元に戻そうとする。図1にもあるように、圧受容器反射は自律神経系と密接な関係にあることがわかる。拮抗する交感神経および副交感神経の働きを調整することにより血圧を上昇、または減少を行っている。
本実験ではウサギを用いて血圧調整の様子を圧トランスデューサーを用いて観察する。両総頚動脈を閉塞することによる頚動脈洞への血流量(血圧)の低下、副交感神経である迷走神経の閉塞及び切断による影響、迷走神経の電気刺激、アドレナリン及びAChの投与を行い血圧調節の様子を観察する。
図1 圧受容器反射 (獣医生理学より) 2、材料・器具・試薬
実験動物:ウサギ
圧トランスデューサー
増幅器、記録計、
水銀マノメーター
アドレナリン、アセチルコリン、
ネンブタール
3、方法
実験準備
ウサギを保定管に入れて保定し、耳介静脈からネンブタール(30mg/kg体重)を注射し、麻酔をした。
頚部及び鼡径部の毛を刈り手術台に背位に保定した。
頚部を切開して気管を露出させて気管カニューレを装着した。また、左右総頚動脈及び迷走神経を結合組織から分離して、糸をかけた。
薬物投与用の静脈カニューレを装着した。
大腿動脈を露出し、分枝する血管を結紮したあと血圧測定用カニューレを装着した。
血圧測定
両総頚動脈をかけていた糸を持ち上げることにより閉塞した。
両側迷走神経にかけていた糸を縛り結紮したあと、それぞれ切断した、
左迷走神経において切断した神経末端を5V、1msで、100Hz・10Hz・20Hz・50Hz と周波数段階的に変えて電気刺激を行った。
アドレナリン(10μg/kg体重)
ACh(50μg/Kg体重)
4、結果
操作前 操作後 備考 最高血圧 最低血圧 平均血圧 最高血圧 最低血圧 平均血圧 両総頚動脈閉塞 150 102 118 190 132 151 血圧上昇。波形に小さな揺れ。 右迷走神経結紮 150 102 118 107 65 79 血圧低下→上昇。操作後の測定値は平均血圧が最も低下したところを測定した。 左迷走神経結紮 133 89 104 112 90 97 血圧低下→上昇。揺れ幅が増加。 右迷走神経切断 135 93 107 115 74 88 血圧低下→上昇、上昇後揺れが
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医・薬学
血圧
圧受容器
アドレナリン
アセチルコリン
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血圧調節
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2006/12/21
生理学実習:血圧調節
実験者:windowsxp
共同実験者:Mac
目的:圧受容器(頚動脈洞、大動脈弓)による血圧調節および中枢神経系(+副腎髄質)による循環系支配の理
解を深める。
実験動物:ウサギ(2230 g)
実験準備:
1. ウサギを保定し(保定管を用いて)、耳介静脈からネ
ンブタール(30mg/Kg体重)を注射し麻酔した。
2. 術野の毛を刈り手術台に背位に保定した。
3. 気管カニューレを装着し、左右の総頚動脈および迷
走神経を周囲の組織から分離し(2cm 程度)、糸をかけ
ておいた。
4. 薬物投与用の静脈カニューレを装着した。
5. 大腿動脈に血圧測定用のカニューレを装着した。
測定:
1. 圧トランスデューサー、増幅器、記録計を接続し、水
銀 マノメ ータ ーを用 いて calibration を と った
(0-200mmHg )。
2. 圧トランスデューサーを動脈カニューレに接続し
た三方活栓に接続した。
3. 脈圧が低下してきた場合、カニューレの先が閉塞し
ている可能性があるのでヘパリン入りの生理食塩水で
カニューレ内をフラッシュした。
4. 以下の実験を行った。
1)両総頚動脈閉塞
2)両側迷走神経切断
3)左迷走神経末端電気刺激(5V、1ms、10Hz から
50Hz )
4)アドレナリン投与(10μg/kg体重)
5)アセチルコリン投与(50μg/kg体重)
結果:
表 1 心拍数および血圧の変化
No. 血圧(㎜ Hg)
心拍数
(回/分)
最大血圧 最小血圧
備考
control 300 144.5± 4.5 99.5± 1.5
1)
両総頚動脈閉塞 300 188± 3 130.2± 0.8
心拍数は変化無し。血圧上昇。
閉塞を解除すると controlの状態に回復した。
右迷走神経持ち上げ 270 107.5± 4.5 69
左迷走神経持ち上げ 280 117± 6 76± 3
※切断の際、迷走神経幹を持ち上げることを考慮した control
心拍数・血圧:低下→回復。表は低下した際の数値
右迷走神経切断 290 138.5± 10.5 94.5± 7.5
2)
左迷走神経切断 290 146± 9 104.5± 4.5
心拍数・血圧:低下→回復。表は回復した際の数値
低下時の心拍数・血圧は controlと同程度。
control 290 146± 9 104.5± 4.5 ※2)の左迷走神経切断後と同じ
電気刺激 10Hz 240 149.5± 7.5 97.5± 4.5
電気刺激 20Hz 195 147.5± 7.5 92± 4
電気刺激 50Hz 126 143± 15 78± 12
3)
電気刺激 100Hz
→止めた後
128
420
150± 20
100± 6
82± 8
72± 3
心拍数および血圧ともに低下し波形は不規則。脈圧が大きい。
Frequency を上げる度にその度合いは強くなり、50Hz で最大。
それぞれ刺激を止めるとすぐに control の状態に回復した。
100Hz の場合は例外で刺激の状態から脱出するのが遅い。さら
に controlの状態には戻らず、心拍数は上昇、血圧は低下した。
1 段目 実験 1)。 2 段目 実験 2)control 。 3 段目 実験 2)迷走神経切断(右切断後、左切断)。
4 段目 実験 3)10Hz 、20Hz
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医・薬学
血圧
心拍数
循環系
- 550 販売中 2007/02/15
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高血圧症
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高血圧症
1.上の疾患の定義、病態、症状、予後について簡潔に記せ。
定義
成人において、収縮期血圧が常に140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上となる高血圧を特徴とする。病的に高い血圧の維持により心血管系に合併症を引き起こす疾患である。
病態
血圧=抹消血管抵抗×心機能
本態性高血圧症:原因は不明。全高血圧症の95%を占める。
二次性高血圧症:腎実質性高血圧、内分泌性高血圧などの特定の原因によるもの。
症状
無症状のこともある。頭痛、疲労、錯乱、視覚の変化・悪化・嘔吐・不安・過度の発汗。
主に、本態性高血圧では無症状で進行する。二次性高血圧は原因となる疾患の症状が現れている。
予
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医・薬学
高血圧
ニフェジピン
カンデサルタン
カプトプリル
- 550 販売中 2006/12/30
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姿勢および運動と血圧レベル
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?:目的
この度の実習は、血圧の姿勢変化や運動内容による変化を理解することが目的である。
姿勢変化については座位、背臥位、立位の体位によってそれぞれ測定し、運動内容は全身の筋力と比較的相関性が高いと言われる握力によって行った。
姿勢変化について、血圧は座位で測定するのが原則であり、座位をとれない場合に背臥位で測定する場合がある。立位によって測定することはほぼ無く、この実習では姿勢変化・
運動共に座位をコントロールとしている。また左心室から拍出される際に生じる圧力である収縮期血圧(SBP)、流入する際の圧力である拡張期血圧(DBP)の両方について測定し、考察した。
?:方法
以下の方法で実習を行った。
?注意事項
・心拍数の増大を防ぐ為、可能な限り環境条件を整えた。
・比較対照する為、測定腕は全て右腕とした。
?被験者
・グループの7人の年齢は19〜20歳であり、男性が5人、女性は2人である。
・便宜上、被験者にA〜Gの通し番号をつけた。(A〜E:男性、F、G:女性)
?運動課題・使用器具
・握力計を用い、最大筋力で握った状態で3回血圧を測定した。
・その3回分の握力の平均を最大筋力とした。
・最大筋力50%は、最大筋力の50%程度の力で握った。
※握力計は最大値になると停止する為、測定精度は極めて低い。
?実習手順
・各姿勢における血圧変化について、座位、背臥位、立位の3種類の体位で5分間安静にしたのちSBP、DBPをそれぞれ3回測定し、平均値を求めた。(1回の測定では日内変動等の影響があると考えられる為)
・等尺性収縮時の血圧変化について、上記の方法で最大努力とその50%の場合において適度に休憩を取りながら3回血圧を測定し、平均値を求めた。測定腕で握力計を握るのが理想的だが、雑音の混入により測定精度が低下する恐れがある為、対側腕で握ることとした。
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医・薬学
血圧
姿勢
運動
変化
実習
- 550 販売中 2006/10/14
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新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
アップロード機能ができます。
アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
.gif .jpg .png .zip
- 一括アップロード
- 一度にたくさんの資料のアップロードが可能です。 資料1件につき100MBまで、資料件数に制限はありません。
- 管理ツールで資料管理
- 資料の中から管理したい資料を数件選択し、タグの追加などの作業が可能です。
- 資料の情報を統計で確認
- 統計では販売収入、閲覧、ダウンロード、コメント、アップロードの日別の推移、アクセス元内訳などの確認ができます。
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