「公衆衛生について考えること」
公衆衛生とは、集団の健康の分析に基づく地域全体の健康への脅威を扱う。健康は多くの機関により、様々に定義されている。疾病の実態調査の標準を設定・提供する国際連合の機関である世界保健機関は、健康を「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態でありたんに病気あるいは虚弱でないことではない」と定義している。
健康づくりにおいては、日本は高度経済成長により衛生面が改善され生活環境が変化したことで疾病構造も変化し、また、医療の発展により平均寿命が女性の場合世界第1位となったことが考えられる。高齢者社会において私は福祉面の改善が重要なことであると考える。歩行が困難であり、公共の交通機関を利用することが難しい方に対して、リフト付きワゴン車などを利用し送迎を行う外出支援サービスや家族が不在になることで自宅での生活に不安があるなどの高齢者に対しての居住サービスなど高齢者が活力に満ちたより良い生活をおくるための高齢者福祉拡充が今後も高齢化が進む現状の中で重要であると考える。
講義資料にもあるように、プライマリ・ヘルスケアは地域に密着しその保健・医療需用に応えうるような...