聖徳大学通信 神経心理学第二課題第三設題

閲覧数2,065
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    聖徳大学通信、心理学科の神経心理学第第二課題第三設題のレポートです。評価はSでした。
    <参考文献>
    ・「脳のはたらきと行動のしくみ」,八田武志,医歯薬出版株式会社,2008年8月10日出版

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第二課題第三設題
      まず、sprit brain(離断脳)とはどの様な状態であるかについてであるが、この状態は難治性のてんかん患者の左右半球を繋ぐ脳梁を、治療の為に切断した状態の事である。

     ラテラリティの研究法については、⑴視覚機能の研究法、⑵聴覚機能の研究法、⑶触角機能の研究法について述べる。

     ⑴については、健常者の視覚機能に於ける左右大脳半球の働きを調べる方法として離断脳研究でスペリーらが用いた瞬間提示法が一般的に用いられている。彼らの研究により、瞬間提示された材料を認知する時に左右の視野に成績の差が出るのは末梢的な理由ではなく、左右の大脳半球の機能差が反映されているとされた。又、視覚神経伝達路は左半球には右側の視野の情報、右半球には左側の視野の情報が入力する様に完全に交叉しており、眼球移動が無ければ右側の視野の刺激材料は左半球に、左側の視野の刺激材料は右半球に入るとされる。

     具体的な検査法は、まずAという刺激情報が2秒程提示され、この視野の中央の☓印を見つめる。☓印が消えると共にBという刺激材料が瞬間的に提示される。実験者はBで何が見えたかを聞く。Bの瞬間提示では刺...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。