教職入門 第1課題(評価A)・第2課題(評価A)

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    資料紹介

    ・課題
    第1課題第1設題
    テキストの第1章・5章・6章を精読・理解して、各章の要旨をわかり易く要約すると共に、今後の教員養成にとって最も重要と思われることを1つ取り出して、その重要性を論じなさい。
    第2課題第2設題
    テキストの第2章・4章・7章を精読・理解して、各章の要旨をわかり易く要約すると共に、今後の教師のあり方にとって最も重要と思われることを1つ取り出して、その重要性を論じなさい。

    ・講評(第1・第2両方)
     各章毎に要約をし、読み易いレポートになっています。そこまで配慮したのなら、その努力をもう一歩進めて、冒頭にA.テキスト第○・△・□章の要約といった<小見出し>をつけ、各P.4にB.今後の・・・にとって最も重要と私が考えるもの といった小見出しをつけて、Aを踏まえた自分なりの意見や感想を述べると、もっと整ったレポートになりましたね。
     今後の教員養成には「研修」を、今後の教師のあり方についてに「協働」の重要性を指摘されました。結構だと思いますが、要はその中味が問題なのですから、今後はその点も考えて、解答を深めていくことに努めましょう。

    ・参考文献(第1・第2両方)
    『改訂 これからの教師[第2版]』高倉翔 建帛社 2008,3,25

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    聖徳通信学校

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    聖徳大学教職入門

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題第1設題
     第1章では、「学校教育法」上の学校教員の「教師像」について論じられている。まず我が国の教師像は、第二次大戦終結までの学校制度の影響から、二種類の「教師像」が残存している。中学校(高校)教師の「教科の専門家」、小学校教師の「方法の専門家」がそれにあたる。こうした歴史的経緯を経て、あるべき「教師像」が教養審「答申」・中教審「答申」で議論された。特に中教審「答申」(平成17年)では、「あるべき教師像」について従来の「答申」の専門性中心よりも「信頼性」を強調している。また中教審「答申」(平成18年)においても使命感・責任感、社会性・対人関係能力などに関する事項を教職課程の新必修科目とすることや、以上のような資質能力の確実な保証のための「教員免許更新」の提案が出されている。このように求められる「教師像」は戦前の軍国主義的な師範タイプから専門職的な教師像を経て、信頼性の確立へと移り変わっていったことがわかる。

     第5章では、教員養成の課題について「教員の資質向上」つまり近年社会の大きな変動に対応できる、高度な専門的職業能力を備えた教員の養成について述べられている。その一つが現...

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