明星大学、教職実践演習の2単位目合格レポートです。
多くの人が不合格を受けており、何度も再提出した人もいます。
合格例をみることで参考になるかと思います。
明星大学教職実践演習レポート
2単位目
1. 子どもたちの目線に立った学級経営と生徒指導とは何か。その在り方について、教育実習や学校ボランティアなど教育・保育現場での体験を踏まえ具体的に論じなさい。
子どもたちの目線に立った学級経営と生徒指導とは何か、について自身の中学校勤務の経験を交えて述べる。
まず学級経営について。
学級は、良好な環境に加え、画一的なスタイルが排除された、生徒一人ひとりがその個性を発揮・伸長できる場所である必要がある。良好な環境とは、担任と生徒との信頼関係や生徒間の好ましい人間関係、集団の秩序、などの基本が確立された状態をいう。教師が生徒の個性を大切にする方針を作ってもこの基本が揺らいでいては学級の経営はできない。そのためには、まずは担任が生徒と本気で向き合う必要がある。集団に向かうときは全員に顔を向け、個別に接するときは生徒の目を見て話す、といった配慮が欠かせない。また、担任と生徒、生徒と生徒は互いの情報(私的なことを含めて)をできるだけ多く知る必要がある。両者の信頼関係構築のためには互いのことをよく知っておかなければならない。互いを知る機会を多く与える...