道徳教育論 レポート 設題1

閲覧数3,375
ダウンロード数29
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    近大姫路大学通信教育学部の合格レポートです。 学習の参考資料としてご活用下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題1「我が国の道徳教育の歴史的変換を要約的にまとめ自らの考えを述べよ。」
     日本の近代的な学校教育制度は、明治5(1872)年8月の「学制」の領布によって法的に整えられた。「学制」では初等普通教育のための学校として、下等小学(4年間)と、それに続く上等小学(4年間)を設けた。下等小学の教科は、綴字、習字、算術、養生法や体術、唱歌など14科目で、上等小学ではさらに史学大意など4教科が加えられる。そして、道徳教育のための修身科が、下等小学の教科配列中の第6番目に置かれた。中学の教科に関する規定では、下等中学・上等中学ともに「修身学」という教科が置かれている。

    ただ、高い理想を掲げる「学制」の完全実施は当時の社会情勢では困難であったから、各府県や師範学校が実情に即した教科(カリキュラム)を作成しており、それらによると、修身を教科として独立させず、読物・読本・問答・口授などの教科の一部とされているものもある。

    文部省は「学制」領布の翌9月に「小学教則」を定めて初等普通教育の実施方法を示したが、そこでは、修身科の授業は、下等小学の第八級(第1学年の前期)から第五級(第2学年後期)の2年間に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。