玉川大学通信教育部「生命と性の教育 第2分冊」
2018年のレポート課題です。 (合格済) 〈略題:学校教育における生と性の教育の現状と課題〉
参考程度にご覧ください
科目コード 07831 「生命と性の教育」第 2 分冊
我が国の生と性の教育の現状は一律ではない。実施さ
れる地域や場所、児童、生徒の実態によって異なるから
である。また教育する側の知識や経験、学校側の方針な
ども一律に実施されていない要因である。
学習指導要領から生と性の教育について見てみると例
えば、小学校 4 年生においては「年齢に伴う体の変化」
や「初経や精通」、「異性への関心の芽生え」などが取り
上げられている。また学習指導要領の「指導計画の作成
と内容の取扱い」においては保健領域に配当する具体的
な単位時間が設定されている。また、保険領域の指導に
ついて児童の興味関心、意欲などを高めながら内容の纏
まりを見通して効果的に学習を進めるために学習時間を
「継続的又は集中的」に設定することが望ましいとされ
ており、理科や道徳、特別活動とも関連させ合科的な指
導が推奨されている。
続いて中学 1 年においては生殖器の発育とともに、生
殖機能が発達し「男子の射精、女子の月経、妊娠」など
の理解や性衝動や異性への関心が高まることから「異性
の尊重、性情報への対処など性に関する適切...