学習心理学 第一分冊

閲覧数2,723
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    玉川大学通信教育学部「学習心理学」第一分冊のレポート課題です。(合格済) 参考程度にご覧下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード07818「学習心理学」第1分冊
     われわれは日常のあらゆる場面で意識的または無意識的に学習を行っており、とりわけ学校教育の場において学習は主たる活動とされている。そこで効果的な学習方法やそのあり方がさまざまな学習論として展開されているが、ここでウィルコクソンらの実験からみえてくる学習の在り方について考えてみる。

     ウィルコクソンらは、まず始めにウズラとラットに青くて酸っぱい水を飲ませ、その30分後に腹膜内に薬物を注射して不快にさせるという実験を行った。その後ウズラとラットに

    (a)青くて酸っぱい水

    (b)酸っぱい水

    (c)青い水

    をそれぞれ3日おきに与えたとき、どのように避けるかを観察した。

    すると(a)青くて酸っぱい水については、一度不快感を味わっただけでウズラもラットも避けており、同様の学習効果が見られたといえる。

    次に(b)酸っぱい水は、ウズラは避けてないのに対して、ラットは不快感を味わった直後から避けるようになる。

    最後の(c)青い水は、(b)とは逆に不快感を味わった直後からウズラが避けているのに対してラットは避ける様子が見られなかった。

     ではこ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。