教育の原理 第二分冊

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    資料紹介

    玉川大学通信教育学部「教育の原理」第二分冊 2013年度・2014年度共通のレポート課題です。(合格済) 参考程度にご覧下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード 07802 「教育の原理」第2分冊
    〈課題〉
     教育関係の変容
    前近代においては家庭の影響が大変大きく、それぞれの家庭が宗教的・経済的・文化的な機能を備えており、教育についてもまた例外ではなかった。自給自足の生活を送りながら親は子どもに様々な教育を行った。これが近代に入ると家族という小さな集団の中での固有の機能を他集団に移したことで家庭が果たすことのできる教育的機能が減ってきた。しかし家庭の存在がないがしろにされたわけではなく、「公教育」の普及に伴い家庭での機能が分担されることとなった。そして家庭での教育環境(基本的習慣、言語など)は結果的に社会の一部として公的性格をもつものとなる。このことからも、学校教育が家庭教育の補完に重要な存在といえる。さらに学校教育の重要性は近代社会が前近代社会(封建的社会)に比べ自由度の高い社会であったことからも伺える。つまり門地や身分に関わらず、社会貢献という手段によって出世が可能となり、こうした近代社会において学校教育は子どもの将来の社会移動や社会上昇にとって極めて重要なものとして考えられた。また同時に教育は均一で公的性格を持ち合わせたもので...

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