佛教大学 2012 Z1316 「教科教育法情報」 第1設題レポート A判定

閲覧数2,034
ダウンロード数28
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信課程、2012年度の「教科教育法情報」第一設題レポートです。

    【第1設題】学習指導要領を参考にして、教科「情報」の教育目標ならびに内容について専門教科情報以外の他の具体的な1ないし2教科と比較し、どのような特徴があるかについて説明してください。

    A判定を頂きました。所見は以下の通り

    「教科『情報』の教育目標や内容についてきちんとまとめられている。また、教科『情報』と他の教科についての比較も丁寧に記述されています。事例も豊富に取り上げられており、当該設題にきちんと答えたものとなっています」

    本稿では「総合的な学習の時間」を比較対象としました。
    この二つは非常に関連性の強い科目ですので、情報科のより深い理解に役立つと思われます。
    主として大学指定教科書、学習指導要領、「総合」関連書籍を参考書籍として用いました。
    学習の参考にお役立て下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    本稿では共通教科「情報」の教育目標、並びに内容について、「総合的な学習の時間」のそれと比較しながら、特徴を考察していきたいと思う。

    はじめに、情報科の教育目標の特徴を挙げる。学校教育全体における情報教育の目標については、以下の三つの観点が挙げられる。

    情報活用の実践力

     情報機器を操作できる能力だけでなく、課題や目標に応じて、情報手段を適切に活用する。情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況を踏まえて発信・伝達する能力

    情報の科学的理解

     情報伝達の種類やその仕組みだけでなく、各情報手段の特性を踏まえて活用する。また、人間の知覚・記憶・思考などにも及ぶ、あらゆる学問から、情報活用のための基礎的な理論や方法を得て実践する。

    情報社会に参画する態度

     情報化社会の光と影、情報モラル、責任、これらを踏まえて、より良い社会にするための積極的態度を養う。

    以上のように情報についての専門的知識だけではなく、それらを活用した上での主体的・実践的な学習についてまで言及している。これを受け、高等学校共通教科情報では以下のような目標を掲げている。

    情報及び情報技術を活用...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。