日大通信 インターネット論文術 メディア授業 課題
糖尿病について
はじめに
私たちが普段生活しているなかで、最もなりやすい病気の内のひとつに生活習慣病がある。その中でも年々増加傾向にある糖尿病について考えてみる。糖尿病とはどんな病気か、以下にまとめてみることにする。
糖尿病とは
糖尿病とは簡単に言えば血糖値が高くなる病気である。
血糖とは、血中に含まれるブドウ糖のことを指す。血液によって運ばれたブドウ糖は、体を動かすエネルギー源として関節や臓器で使われる。しかし、糖尿病になるとインスリンというホルモンの不足や、細胞にうまく作用できないことでブドウ糖がエネルギーを必要としている細胞に運ばれず血液中に残ってしまう。インスリンとは、体の中で唯一の血糖を下げるホルモンで、食後に血糖があがらないように調節する働きがある。
糖尿病にはいくつかの種類が存在する。1型糖尿病、2型糖尿病、遺伝子の異常や他の病気によるもの、妊娠糖尿病である。
1型糖尿病とは、すい臓のβ細胞というインスリンを作る細胞が破壊されることによって体の中のインスリンの量が絶対的に足りなくなって起こるものである。子供のうちに始まることが多く、以前は小児糖尿病、イン...