生活習慣病の概要、ここ1週間の自身の食事を振り返り、生活習慣病と関連付けた分析。
活習慣病とは、どういう病気のことか。
生活習慣病の定義は「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群」であり、一般的に30代~40代以上の世代から発症しやすく、かつその発症に生活習慣が深く関わると考えられる病気の総称である。近年では食の欧米化やストレス社会の影響により、若年層でも生活習慣病に罹るケースが増加している。
また、高血圧、糖尿病、高脂血症、そして日本の三大死因と呼ばれる悪性新生物(がん)、脳血管疾患、心疾患といった病気は各個人の生活習慣の見直しと改善により疾病予防ができることから、それまで成人病と呼ばれていたものを1996年に旧厚生省が生活習慣病へ呼称を改めた。これは、成人病という用語は、加齢というやむを得ない要因をもとに用いられており、「加齢とともに罹患してしまうのは仕方がない」といった認識をされていたものを、各個人が主体的で健康的な健康作りを意識することで予防ができることを意識づける狙いがある。
先に述べた日本の三大死因を含む生活習慣病によって約60%の人が死亡している。「高血圧症」「糖尿病」「高脂血症」「肥満」の4つの症状が...