佛教大学 通信教育課程
「生徒指導・進路指導の研究」の科目最終試験問題のまとめです。
全部で6パターンあります。
参考文献
田嶌誠一著「不登校 ネットワークを生かした多面的援助の実際」
「これからの教師と学校のための教科外教育の理論と実践Q&A」ミネルヴァ書房
【問題】
①教科外教育とは何かについてまとめ、その構造と課題についてのべよ。
②教育相談とは何かについてまとめ、その際のカウンセリングの理論と技法について述べよ。
③不登校の児童が自分のクラスにいた場合、どのような点に注意して指導するのか、その背景となる理論と具体的な指導方法を述べよ。
④いじめの構造とその特質についてまとめ、具体的な指導方法を述べよ。
⑤学級崩壊はどのような背景から生じるものかについて理論的にまとめ、その対応と予防策について述べよ。
⑥生徒指導の原理とは何かについてまとめ、その意義と内容についてのべよ。
【点数】
81点
この資料を科目最終試験の勉強の参考にして役立てて頂きたいと存じます。
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科目最終試験 生徒指導・進路指導の研究(初等)
●教科外教育とは何かについてまとめ、その構造と課題についてのべよ。
教科教育以外の教育活動を、一般に「教科外教育」と定義する。
具体的には
「意図的、限定的活動」
生徒指導や進路指導、教育相談といった教育活動や特別活動、道徳教育といった時間が挙げられる。学級会(ホームルーム)や、学校行事などの限定された場所や時間をもっている教育活動といわれる場合もある。
「無意図的、広領域的活動」
具体的にこれという活動を指すわけでも、カリキュラム上この時間という定義をもつわけでもない。いいかえれば、学校の内外において、教員が児童・生徒と関わるすべての無意図的な教育そのものを指すのであり、すべての時間がその対象となる。
教科外教育の構造
構造は漠然としている要素が多い。
教科外教育の目標は「望ましい人間形成」である。
教科教育の目標
既存の社会の価値や規範を受入れ、それを順守しその社会の一員として生活できる.
教科外教育の目標
その社会の矛盾を改革し改良することのできる人材を育成。
教科外教育の目的を実現するためには、教科教育と比...