カラー画像の計測と処理

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資料紹介

検討課題を修正して3回目で受け取って頂きました。検討課題の参考になると思います。一部の図(印刷写真)は諸事情により未掲載です。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

1

目的

昨今,人間の視覚系に合わせたカラー画像の必要性が高くなっていることから,画像
の撮影及び処理の方法は必須の基礎知識となりつつある.この実験では,モノクロカメ
ラを使用してカラー画像の撮影が可能であることを学ぶ.また,それらで撮影した画像
とカラーカメラで撮影した画像の比較を行う.さらに,撮影したカラー画像の各種画像
処理について学ぶ.

2

原理

カラーカメラは 3 枚のカラーフィルタを構成しており,赤 (R),緑 (G),青 (B) の 3 原
色を計測し,それらの成分画像を合成することによってカラー画像を得ている.モノク
ロカメラの場合は 1 つの成分画像しか得ることができない.しかし,R,G,B の 3 枚の
カラーフィルタをモノクロカメラに取り付けてそれぞれ撮影すると,カラーカメラと同
じように 3 つの成分画像を得ることができる.
ただし,そのまま合成しても元の色を再現することはできない.なぜならば,視覚系の
色分解特性に一致してないからであり,フィルタごとに光の透過率も異なるからである.
よって,式 2.1 のように比率を調整することによって元の色を再現す...

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