こちらのレポートは、実習先病院で行われていた感染対策について書く課題についてのレポートで「病院ではどんな感染対策が行われていたか」という事について書いています。
感染対策を行っている学生さんであればどなたでも参考にできる内容かと思います。
実際の体験に基づいて書いたものですので参考文献はありません。
感染対策についてのレポート
テーマ:病院で行われている、スタンダードプリコーションに基づく感染対策
序論
今回は、今まで実習を行ってきた病院で行われているスタンダードプリコーションに基づく感染対策について考えました。
なぜなら、スタンダードプリコーションの『感染症の陽性・陰性にかかわらず、全ての人が感染症を持っている可能性があると考えて感染予防や対策をする。』という考え方は、感染症対策における全ての基本であり、多くの患者さんや様々なスタッフが関わる病院での感染対策を振り返ることで、院内感染を防ぐためにすべき行動が明らかになるのではないか、と考えたからです。
本論
病院には、複数の科があり何百人と言う患者さんが入退院を繰り返していて、その患者さんそれぞれに面会の家族がいて、病院への出入りを繰り返しています。また、医療スタッフも医師や看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士、臨床工学士、医療事務などの多くの方々が働き、患者さんと関わっています。
このように、病院では1人の患者さんに対して一日に何人もの人々が接しています。もし、ある1人の患者さんから感染症が見つかり、何も感染対策を...