佛教大学通信教育課程 S0614理科概論 レポートです。
『小学校第4学年の内容「(2)金属、水、空気と温度」(テキストP16)のア、イ、ウそれぞれの自然の事物・現象について、粒子概念を用いて説明しなさい。』
2013年度 B判定
レポート作成の際に、参考にしていただければと思います!
S0614
理科概論
佛教大学通信教育課程
小学校第4学年の内容「(2)金属、水、空気と温度」(テキストP16)のア、イ、ウそれぞれの自然の事物・現象について、粒子概念を用いて説明しなさい。
金属、水及び空気は、温めたり冷やしたりすると、その体積が変わること。
粒子概念とは「物質はすべて基本となる小さな粒子(原子・分子・イオン)からできている。」という考えのことだが、粒子の数は増えも減りもせず、粒子の物質の体積は変わらない。また、粒子は熱運動をし、粒子同士は互いに引き合う。粒子と粒子の間には隙間があるということも粒子概念に含まれる。ここで、物質の粒子の熱運動について考える。物体の温度を上げると、粒子の熱運動が激しくなり、ほとんどすべての物体で体積が増す。これを物体の熱膨張という。熱膨張を無理におさえようとすると、物体は曲がったり、壊れたりする。また、熱膨張の度合いは物質の種類によって異なる。
(図1)
固体の熱膨張
低温の状態では、物質を構成する原子などの粒子の熱運動が小さいので、粒子と粒子の間の引力の影響が大きくなり、粒子は規則正しく配列して固体となる。粒子はつりあいの位...