佛教大学通信教育課程 S0606美術概論Ⅰ レポートです。
『1.テキスト第5章(p.58~p.81)を要約し、平成20年度版小学校学習指導要領・図画工作について概説すること。
平成20年度版小学校学習指導要領(上記要約)にはどのような意義があるのかについて自身の主張を述べること。その際、必ず「美術による教育」「DBAE」について言及すること。』
2013年度 A判定
今年度からテキストが変わりました。
このレポートは、旧テキストによるものです。
経過措置内であれば旧テキストでのレポート設題で提出可能です。
レポート作成の際に、参考にしていただければと思います!
S0606
美術概論Ⅰ
佛教大学通信教育課程
テキスト第5章(p.58~p.81)を要約し、平成20年度版小学校学習指導要領・図画工作について概説すること。
学習指導要領とは、学校教育法等に基づき、各学校でカリキュラムを編成する際に全国どの地域で教育を受けたとしても一定の水準の教育を受けることができるように文部科学省が定めた基準である。それまでの教育上の成果や課題、社会的な要請を受け約10年ごとに改訂されてきた学習指導要領は、平成20年に出された答申で「生きる力という理念の共有」「基礎的・基本的な知識・技能の習得」「思考力・判断力・表現力等の育成」「学習意欲の向上や学習習慣の確立」「豊かな心や健やかな身体の育成のための指導の充実」などを基本的な考えとして重視する方向性が示された。
この答申を受けた、平成20年版小学校学習指導要領・図画工作科に関する改訂の要点は以下に述べる6点である。
「感性を働かせながら」の意義
図画工作科における「感性」とは、形や色、作品などさまざまな対象を感じ取った時の「自分なりの」感じ方・考え方を支える要素である。「感性を」とあるように、児童が能...