佛教大学通信教育課程 S0616国語科教育法 第一設題レポートです。
『国語科授業の計画と評価について述べよ。』
2012年度 A判定
レポート作成の際に、参考にしていただければと思います!
S0616
国語科教育法 第一設題
佛教大学通信教育課程
国語科授業の計画と評価について述べよ。
新学習指導要領によると国語科の目標は「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる」と記されている。このことからも、児童の学習意欲を喚起するような言語活動の場を保証しつつ、その言語能力の育成に資するような授業を創造していくことが求められていることがわかる。以下、4章に分けて各観点から述べていく。
(1章) 学習者主体の授業
国語科の授業では、国語つまり母語(日本語)を教育の対象としている。児童たちは、小学校入学までに学習しなくとも普段の生活からある程度の日本語は使えるようになっており、入学後も、国語科での学習の時間より多く日本語に触れ影響されて生活している。そのため、学校での国語科の授業だけでは児童の国語力は形成されず、むしろその影響は小さいということをまず理解しておく必要がある。
学校で行う国語科の授業時間以上に、生活の面で日本語を学び影響を受けている児童に対し...