合格したレポートです。参考にしてください。
学習指導要領・地理Bの内容(3)の「ク 民族、領土問題の地域性」の授業のあり方を、あなたの経験・テキストp12にある3つの社会観・p50にある「北方領土は誰のもの?」の授業と関連させて説明しなさい。
民族・領土問題は世界各国で起こっている。日本も例外ではない。地理を学んでいく時にこの問題についても考える。今回はこの課題について「北方領土」問題を取り上げながらこの問題を取り扱う授業について考えていきたい。そのために社会科の三つの観点、学習指導要領にも触れながら進めていきたい。
社会科は、社会認識の形成とともに公民的資質の基礎を培う教科と考えられる。こうした目標を実現させるために三つの社会科観がある。①市民として必要な知識や価値を大人が子どもに伝達する教科、②社会諸科学の成果や方法の学習を通して市民を育成する教科、③身近な問題や葛藤の解決など反省的探求を通して市民を育成する教科。こうした社会科観は、アメリカ合衆国における市民社会を形成していくうえで、求められてきた社会科教育も潮流である。①は市民性を伝達するための社会科観であるが、学習内容は、まさに必要な知識や価値・信念・態度などが教科書や...