『肥満が身体に悪い理由』
現在の環境の中で、日本人の健康維持への関心はかなり高いものがある。しかし現実はカロリーの取りすぎや運動不足を主な原因として、肥満が進んでいる。
日本人の死亡原因の順位が、1900年代初頭から徐々に変化し、現在では俗に言われる生活習慣病が多数を占めている。この生活習慣病になる大きな原因に、肥満と運動不足が上げられ、肥満からつながる生活習慣病は、糖尿病や高血圧等の合併症の誘発による死亡率の上昇という悪循環を生んでいる。同時に運動不足への対応も肥満対策としては当然考慮すべき重要なポイントであり、実際に運動を行なう理由として健康維持のためという日本人の数は多い。テキストの中に標準体重と理想体重という頁があるがあくまでも一つの目安として捉え、肥満とやせの判定表なども参考にし、自身の健康観を感じる体重というものを日常生活の中で掴んでおく必要性を強く感じる。
肥満というのはふつう、からだが太っているという意味で医学的に「肥満」という言葉を使うときには、脂肪が一定以上に多くなった状態のことをいう。 人のからだはさまざまな物質ででき...