M6110 中国・日本書道史 第二設題

閲覧数4,931
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    佛教大学2016年度 教職 国語 書道 A評価 参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中国・日本書道史 第二節題
    「褚遂良とその代表的作品について述べよ。」
    本レポートでは、初唐の三大家について理解を深め、その後、褚遂良を中心に掘り下げる。それに加えて、代表的な作品の紹介、書風を比較してより深い理解へとつながるものとする。
     褚遂良という人物を調べていくと「初唐の三大家」という言葉が多く出てくる。初唐の三大家について理解を深めることが褚遂良をより理解できることであると考える。
     まずは初唐の三大家にまつわる時代の背景を理解する。当時の中国の時代背景としては、589年に天下を統一した隋は、わずか37年で滅び、隋末の動乱を鎮圧した李淵が天下を再統一し、唐王朝を建設した。
    李一族の李世民(太宗)は父の後を受け、国力を充実させ、その治世は唐代の中でも最も隆盛であった。
    唐は618年に起こり907年に滅びたので、約290年続いた。日本では飛鳥時代から平安時代の半ば頃になり、遣唐使などの往来もあり、日本とも関わりの深い時代であった。
    唐は文学史では、4つの時代に分かれていて、「初唐」「盛唐」「中東」「晩唐」と別れる。唐の二代目皇帝、太宗は、中国史上最高の名君の一人と云われ、また能筆...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。