博物館情報Ⅱ_第2回レポート課題
1、 博物館における広報とは、広報手段の内、映像、スライド、情報誌、印刷物、掲示物などである。とくに「博物館ニュース」「博物館だより」などの情報誌とパンフレットといった印刷物が博物館広報での主体となっている。
図録(カタログ)やパンフレット、リーフレット、ポスター、チラシといった印刷物は、博物館利用を促進するために作成されるものである。まず、博物館に足を向けてもらうためには、基本的事項をきちんと記載しなければならない。所在、電話番号、FAX番号、URL、交通手段、料金、開館時間、休館時間、駐車場の有無、地図、利用できるサービス、そして一番大事なのは展示内容である。行ってみたいなと思わせるようなキャッチコピーも必要である。入館した人に渡す場合は、館内の利用方法、案内図、展示の概略、行事予定などを加える。
カタログの紙質はアート紙が多いが、最近では再生紙を使用することが常識になりつつある。美術館はカラーが多くデザインに優れている。また、他館の所蔵資料の写真を使用することがあるが、その際知っておかなければならないのが著作権である。現代美術のように作者、所...