「生徒・進路指導法」第1回レポート課題
学校という教育機関が目指すべき役割とは、学校を通して生徒たちが将来社会に出て行く際、円滑に社会生活を営むための資質や態度の育成を援助することである。よって、当然教育活動の中で教科という知識だけでなく、社会人として生きていくために必要な規範、また生徒ごとで違うであろう将来の道に対してどのように進んでいくべきかを示すという教育活動をしていく必要があり、そのために生徒指導・進路指導というものがある。
【生徒指導について】
生徒指導の定義は文部省「生活体験や人間関係を豊かなものとする生徒指導」(1988)に次のように述べられている。
「生徒指導とは、本来、1人1人の生徒の個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力を形成し、さらに将来において社会的に自己実現ができるような資質・態度を形成していくための指導・援助であり、個々の生徒の自己指導能力の育成を目指すものである。そして、それは学校がその教育目標を達成するためには欠くことのできない重要な機能の一つである。」(「生徒指導・教育相談・進路指導」P25引用)
また、上記の「自己指導能力の育成」...