図書館情報資源概論②

閲覧数2,127
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    課題1 印刷資料と電子資料における出版流通過程について述べなさい。またそれぞれの出版流通過程の違いについて述べなさい。
    2000字程度
    この資料の転載等は一切禁止します。参考に留めてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    印刷資料における出版流通過程

     出版流通システムとは、出版物(ここでは印刷資料とする)が読者の手元に届くまでにたどる流通経路の総体をいい、特徴が3つある。

    (1)書店ルート(2)取次会社(3)委託販売、定価販売

    一つ目は出版物の流通経路の大半が書店ルートであること。二つ目は出版物の物流機能等をもつ取次会社の存在。三つ目は出版物を小売店に委託して、売れ残り商品を返品できる販売制度である。それぞれ出版流通システムにおいて独自の役割を担っており、日本の読書文化を支え出版文化を育ててきている。

     日本の出版物の流通経路にはどのような経路があるか。まとめて紹介する。①直販(出版社→読者)②直取引(出版社→書店→読者)③取次経路(出版社→取次→書店→読者)④通信販売(出版社→読者, 出版社→通販業者→/オンライン書店→読者)⑤オンライン書店(出版社→(取次)→オンライン書店→読者)などに分かれて多様である。このなかで圧倒的シェアを占めるのが取次経路といわれる。なかでも代表的なのが売上総額の72.7%を占める書店ルートである。書店ルートの他に日本はCVS(コンビニエンス)や生協ルートがあり、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。