【2014】【明星大学】【倫理学概論】合格レポート(1.2単位目)

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    資料紹介

    2014年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。

    また、本科目の科目終了試験の過去問と回答例も別データで販売しております。科目終了試験を受ける方、レポートに一工夫を加えたい方は参考にしていただければ幸いです。

    ● 【過去問】と【合格レポート】 まとめブログ : http://ameblo.jp/meiseitarou/

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (課題1単位目)

    1C,リベラリズムとリバタリアニズムの違いについて
     誰もが自由を等しく分かち合うことは正義に守られた健全な社会を形成する上での重要な合意事項である。つまり、正義の実現された社会とは何よりもまず自由で平等な社会である、といえる。19世紀後半から20世紀前半にかけて、資本主義経済のいわば逆機能ともいえる形で欧米を中心とした自由主義社会で貧富差が拡大し、財と機会の不均等な配分が顕在化し、国家・政府が市場経済に介入して所得の再配分と機会の均等配分を行う「福祉国家」が形成された。古典的な自由主義・功利主義を批判的に構築し、この福祉国家を正当化する社会思想が現在の「リベラリズム」である。

    リベラリズムは絶対王政化での国王の恣意的な権力行使を批判し、権力を人民の同意のもとにおく、権力規制の論理として近代自由主義の主張を受け継ぎつつも、個人の自由の拡大のための物質的、教育的条件などを国家が積極的に整備し、特に市場社会の競争において弱い立場にある人を優先的に配慮するべき、とする立場である。
    リベラリズムの代表的な論者であるジョン・ロールズは功利主義を批判した。功利主義は一人の個人...

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