大阪芸術短期大学、通信教育部保育科、子どもの保健Ⅰリポート、H26年3月提出、評価:C
人間の生活習慣は食事、運動、睡眠をベースに成り立っている。こうしたことは子どもの頃からしつけを通して基本的な生活習慣が形成されている。しかし近年、生活習慣の乱れによって子どもの体力低下の傾向にある。生活習慣の乱れの原因は都市化や核家族化、親の長期労働よる子どもとのコミュニケーションの不足から来ている。親のライフスタイルの影響で子どもの夜型傾向、食生活の乱れ、身体活動の不足があげれられている。また。テレビゲームの普及により、外で遊ばなくなり自然に遊び仲間ができることがなくなってきている。平成18年度から『早寝早起き朝ごはん運動』が展開され、各地で子どもの生活習慣の改善に取り組んでいる。生活リズムを整える中で大切な食事、運動、睡眠、人間関係を通して問題点を述べていく。
早寝早起きの重要性
早寝早起きを正しく行うと子どもの成長は促進され、活動時の脳の活性化に効果がある。睡眠中に成長ホルモンが多く分泌され、睡眠は子どもの成長と切り離せない。成長ホルモンが出るのは就寝後2~3時間後であり、子どもの就寝時間は重要である。夜更かし朝寝坊を繰り返すと慢性的な睡眠不足になる。朝食の欠食、活動への意欲...