国語(書写含む) 2

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    国語(書写含む) 2
     「話すこと・聞くこと」の学習の意義として、私は以下の3点を挙げることができる。①より良い人間関係の構築のため、②言葉で伝えあう力を高めるため、③社会の変化に対応するため。「話すこと・聞くこと」とは、日本語であるため普通に出来るのではないかと考えられてきた。しかし、日本人にとっては普段の友人同士のコミュニケーションについては苦労しないが、公の場や目上の人の前でコミュニケーションを取ったりすることは苦手なようである。実際に訓練しなければ、「話すこと・聞くこと」の力を高めることはできないと考える。それでは3点の意義について説明した後、今日取り組むべき課題について、私見を述べていくことにする。

     ① より良い人間関係の構築のため

     先ほども述べたが、日本人なら日本語が出来て当たり前と考えるのは間違いである。それが最も反映されるのが、「人間関係」だといえる。厳密に言えば、自己のコミュニケーション能力と人間関係の良し悪しについては、相対する関係と言っていいだろう。

     コミュニケーション能力については、「話す」力の側面と「聞く」力の側面がある。特に「聞く」力は、「話す」...

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