生活科 2

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    生活科 2単位目

    ① 生活科の学習は、学習を行うものの「体験」や「経験」、「問題解決」を重視する。教師は、児童のそうした主体的な態度を支援する立場で臨む必要がある。すなわち教師が児童に対して、系統的に物事を教える事や一斉的な学習指導とは相いれない。そうした点を踏まえて、本論では生活科の学習指導にあたり工夫や配慮すべき点、ならびに留意すべき点について述べる。

     (1)生活科の学習指導に対して工夫する点、配慮する点

     例えば近隣の公園に出かけて、公共物や公共施設の利用を行う単元を学習することになった場合について、どのような点を工夫するか、また配慮するかについて、説明していく。工夫する点は、以下の3つである。1つは、公園へ行き、児童の興味・関心に合わせて、児童が興味・関心を持ちやすい場所をいくつかに分けて、児童が実際に興味・関心をもった場所へ行きやすいように配慮する。2つは、実際にその場所へ行き、児童が興味・関心を引きやすい遊具や場所で遊んだり、生き物を探したりして、帰ってきてから、そのことについて感想文を書いたり絵を描く活動を取り入れる。3つは、その感想文や絵を用いて、クラスの友達の...

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