理科 1

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    理科 1
    1 児童生徒が歓迎する理科の授業について、私の考えは「難しいものから易しいもの」へ教える形にすることが大切だと考える。本論では、小原茂巳著『未来の先生たちへ』(以下、教科書と記載する)の第69ページから始まる「第4章 学ぶ順序で大違い」を参考に述べていく。

     教科書では、自由電子の授業で、1円玉と10円玉、どちらが電気を通すかについて実験を兼ねた授業を行った。授業では、1円玉と10円玉、どちらが電気を通しやすいかについて考える前に、1円玉と10円玉、どちらを先に実験するかについて学生たちに聞くことにした。結果は、10円玉が先にやる方が良いと答えた学生が若干多かった。しかし、2つの硬貨の原料は、1円玉(アルミニウム)、10円玉(銅)で出来ていることから、今までの金属は電気を通すという一般法則から考えれば、10円玉(易)よりは1円玉(難)から実験を始めた方が、学生の食いつきは良くなるだろう。

     実際に実験の結果、10円玉から始めると、予想は「電気を通す」が圧倒的であり、学生たちにとっては、さほど驚かない。つまり今までの既習知識をなぞっているだけである。しかし、難と考えられる1...

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