教育史2

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    所見:色々な文献を押え、しかも体系的にきれいにまとめていて評価される

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    第2設題
     ペスタロッチの教育思想について述べよ。
    【はじめに】
    ペスタロッチは1746年にスイスで生まれ、18世紀から19世紀はじめにかけて、スイスで活躍した教育思想家である。スイスの教育の先駆者の一人であり、博愛主義者の教育革命者であった。
    彼は5歳で外科医の父を亡くし、母と家政婦に育てられた。ペスタロッチは幼い頃、裕福な子は学校に行き、貧しい子どもは働き、充分な教育を受けることができない、チューリヒとヘンク村の子どもたちの境遇の違いを知り、心を痛めた。人生で失敗や挫折など様々な経験を積んだペスタロッチにとっては、王も貧民も神の前には平等の存在であった。そして、恵まれぬ貧民たちのために尽くすことが、人間としての正しい生き方だと考えたのである。その為当初、貧しい人々の救済の為に働いている祖父を見て、祖父と同じく牧師になりたいと決意するが、ルソーの『エミール』を読み牧師になることをあきらめた。そして、ノイホーフに移住し、農場の経営に努めた。
    その後、愛する妻と「国民教育とその過程的陶冶との単純化の為に捧げるという志」のもと、貧民学校を設立し教育活動も開始した。ところが、土地の不良や天候...

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