パルスオキシメータ

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    資料紹介

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    パルスオキシメータ

    1.目的

     パルスオキシメータは非観血的,リアルタイムに動脈血酸素飽和度を連続測定することができる装置である.本実験では実際に使用することにより測定原理を学び,正しい使用方法を習得する.
    2.原理

     酸素飽和度は通常,以下の式であらわされる.
    SaO2=O2Hb/(O2Hb+RHb)
    すなわち,酸素飽和度は酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの相対濃度で決定される.パルスオキシメータでは赤色光(波長660nm)と赤外線(波長940nm)を交互に毎秒数百回点滅させ前者で還元ヘモグロビンの吸光度を,後者で酸化ヘモグロビンの吸光度(この吸光度の経時的変化が容積脈波となる)をそくていし,両者の比より酸素飽和度を計測する.なおこの際,容積脈波の変化成分を動脈成分とみなし,動脈成分のみを取り出す操作を行っている.
    3.使用機器

    .パルスオキシメータ,SN2010-0L0600-001152,日本精密測器株式会社

    .水銀式血圧計

    .氷水
    4.実験手順

    4-1.パルスオキシメータを使用し酸素飽和度,心拍数を測定した.

    4-2.息こらえによる動脈血酸素飽和度の変化を確認...

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