日本大学通信教育部
科目:発達と学習 分冊 1
課題:知能と学力の関係(知能検査の結果と学力検査の結果のギャップ)について,キー
ワードを用いて論述しなさい。
キーワード:知能偏差値、学力偏差値、学業不振児
参考文献:
通年教材『発達と学習』
日本大学通信教育部
科目:発達と学習 分冊 1
課題:知能と学力の関係(知能検査の結果と学力検査の結果のギャップ)について,キー
ワードを用いて論述しなさい。
キーワード:知能偏差値、学力偏差値、学業不振児
参考文献:
通年教材『発達と学習』
本リポートでは課題に基づき第一に知能偏差を定義し第二に学力偏差を定義した上で、
それらの結果のギャップが意味するものを述べる。
(1)知能偏差値とはなにか
知能偏差値(ISS)とは、知能検査の結果、ある個人の知能が同一年齢集団内で相対的
にどの程度の位置にあるかを示すものである。
【知能偏差値の算出式】
10 ×(個人の得点-集団の平均点)
-----------------+50
集団の標準偏差値
知能偏差値の特徴として3つあげることができる。第1が50を中心として、数値が上に行
くほど知能が高いことを表すこと、第2が母集団の結果にばらつきが多い年齢層と、ばらつ
きが好き無い年齢層の両方で正確な表示ができること、第3が学力と比較しやすいことで
ある。
(2)学力偏差値とはなにか
「学力」という言葉を定義することは難しい。一般に学力とは①「学業成...