S0753 学習指導と学校図書館

閲覧数2,103
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2018年度対応の最新の資料です。A判定レポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)学習指導要領のこれまでの改訂内容を踏まえ、学校図書館に
    求められている役割をまとめなさい。(目安:1200字程度)
    学習指導要領の改訂の中で、学校図書館の位置づけはどのように変化してきたのか?まとめてみたい。
     学校図書館が登場するのは1958(昭和33)年の学習指導要領からで
    あるが、初めての1947(昭和22)年の学習指導要領には自由研究の時間が設けられている。これは、児童生徒の個性を伸張するために、教科学習の発展や、総合的な問題解決のため各学校の裁量で弾力的に運用できる時間として設定されていた。終戦直後の日本の教育は、アメリカの経験主義の教育に大きく影響を受けており、自由研究のような学習を展開する際には、当然学校図書館は有力な施設となったはずである。ただし、戦後の復興期に当たったこの時代では、資料等の不足から学校図書館自体の機能が不十分であったことも事実である。
     また、最初の指導要領が出された直後の1948(昭和23)年に「学校図書館の手引き」が出版されている。この前書きには「従来、わが国では、教育施設の一部としての学校図書館が、あまり重視されていなかった。しかしながら、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。