・設問
1テキスト内の「図画工作科の内容と構成」(第2章 第2節)について、【共通事項】を中心に1000字程度に大意要約せよ。
2テキスト内の「図画工作科の評価」(第4章)を読み、「5評価の観点と評価基準の作成」の内の「(1)評価の観点とその趣旨」の①〜⑤までを800字程度に大意要約し、200字程度で教育評価の必要性についての私見を述べよ。
・レポートに書き写しやすいよう、実際のレポートと同じ縦横15×25マス形式で作成されています。
共通事項とは、表現活動と鑑賞活動、絵・立体・工作に表す活動と造形遊びとの間において共通に働く子どもの資質や能力など、指導を通してはぐくむ造形的な創造活動の基礎的能力を明確に示したものである。また、
評価の観点として示された造形への関心や意欲、態度、発想や構想、創造的な技能、鑑賞なども「共通して働く」資質や能力である。これらは9年間の義務教育で図画工作・美術科ではぐくむ資質や能力を示したものである。
形や色をとらえ、そこからイメージをもつという活動は、今までも図画工作の授業で行われてきたが、その活動を通して培う資質や能力として、改めてそれを確認し、指導のねらいとするために設けられた物である。
体験活動を大切にし、子どもがその活動を楽しむことは図画工作の特色でもあるが、「どのように活動させるか」や「どのような活動をしていたか」だけにとらわれてはならない。その活動を通して、どのような資質や能力を培うかというのが本来の目標であるからである。
作品の鑑賞でも、まず形や色をとらえて自分なりのイメージをもち、作者の意図を推測し、自分ならこのように表現したいと思う意欲をもつ体験を通して、...