【明星大学】特別活動の指導法 1単位目【合格レポート】

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    資料紹介

    ・設問

    2題のうち1問選択して解答せよ。

    1、なぜ、小学校教育の中で特別活動が必要なのか、その理由と特別活動の果たす役割(意義と特質など)についても述べよ。

    2、戦後の教育課程の変遷で、教科外(教育)活動がどのように位置づけられてきたか、についてまとめなさい。


    ※このレポートは1のみ解答しています。


    ・レポートに書き写しやすいよう、実際のレポートと同じ縦横15×25マス形式で作成されています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    特別活動では活動の舞台をつねに「集団」においている。学級活動は学級単位で、児童会活動は全校児童が参加して、クラブ活動は同好の児童同士で、学校行事は全校でというように、学習指導要領に示される特別活動の内容はいずれも集団を通して展開される。

    もとより学校は集団教育の場であって、特別活動のみならず各教科の学習も学級単位で行われるであろう。

     しかし、各教科の学習における集団と特別活動における集団とでは集団のもつ意味・役割が異なっている。

    各教科の学習における集団は、一対多で効率的な学習指導をするための、いわば便宜的に採用された集団といってよいものであって、学習それ自体はあくまでも児童一人ひとり個人の問題であり、その学習集団の規模は小さければ小さいほどよい。できれば一対一の個人指導が望ましい。それに対し、特別活動においては、集団としての活動、集団を通しての活動それ自体に意味があるのであり、集団なくして個人の収穫も望むことができない。

    特別活動は集団活動そのものを最優先する教育活動なのである。

     次に「心身の調和的発達」であるが、知的な側面に偏りがちな各教科の学習の足りないところを補う...

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