高評価を得た合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。
子どもたちの目線に立った学級経営と生徒指導とは何か。その在り方について、教育実習や学校ボランティアなど教育・保育現場での体験を踏まえ具体的に論じなさい。
私は、学級の全児童が楽しく、安心して学べ、安定して学校生活が送れる学級経営と、児童の個性を理解し、伸ばしていく生徒指導が、子どもたちの目線に立った学級経営と生徒指導のあるべき姿であると考える。
私が支援員を行っている学級には40人弱の児童がおり、多動性を示す児童や自閉的な児童などもいる。そんな中、担任の先生は常に一人一人の良い所を見出し、またそれを児童が互いに見つけ合う活動を日頃から行わせる中で、各々の長所を生かせるような学級作りを行っている。私はその取り組みを見て、児童が自他を肯定的に捉え、楽しく安心して学校生活が送れるような学級経営や、児童の個性を生かし、伸ばしていく生徒指導が子どもたちの目線に立った学級経営・生徒指導であると感じた。では、こうした学級経営と生徒指導についてどのように取り組めば良いのだろうか。
学級経営はいわば「集団の組織化」であり、無作為に編成された集団を、いかに自分の目指す学級へと作り上げていくかが重要...