高評価を得た合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。
実践的指導力について、あるべき教師の資質能力と自分自身のそれを比較し、具体的に省察しなさい。
教師に不可欠な資質能力として①使命感・責任感・教育愛②統率力・児童理解③教科の知識・実践的指導法の熟知④社会人たる態度・能力の4点に関し省察する。
まず①において、実際に児童と接する事で、教師は児童に知識・能力を身に付けさせる以上に人間形成の本質に関わる要素に極めて大きな影響を与える事を実感し、教師として一人ひとりの教育に関わる使命感や責任感を改めて強く感じた。また個性を認め可能性を引き出すべく奮闘する先生方のひたむきな姿勢と教育的愛情を目の当たりにし、教職の難しさや大変さ、責任の重さを感じると共に、それ故のやりがいを感じ教職への思いが一層強まった。ただ児童と距離を縮めるに連れ自身の立場を忘れ、つい友達のような声かけをしてしまった事があった。気を配っていたとはいえ自身の教師としての自覚や責任感が未熟であると反省した。教師としての自覚を更に強め、責任を誇りとやりがいで支え、無償・無尽蔵の教育愛を持って職責を果たしていきたい。
次に②において、実習では1クラス40人弱の中にAD/HDやL...