高評価を得た合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。
「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについて私見を述べよ。
子どもの理科嫌いを避けるには、歓迎される理科の授業を展開しなければならない。以下、歓迎される理科の授業とはどういうものかについて考察する。
まず、「授業」に対する苦手意識、堅苦しい空気を払拭し、子どもの緊張をほぐす必要がある。小原茂巳氏著の「未来の先生たちへ オバラシゲミの教職講座」(以下テキストと示す)の13ページにあるように、導入においてクイズ形式で自己紹介を行うことが効果的である。その際は自分の戸籍や学歴を覚えてもらうことを目的とするのではなく、「気楽でリラックスして接することができる人だ。」「面白い人だ。授業も面白いかも。」といった印象を持ってもらうことを第一の目的とするため、クイズ内容はある程度のばかばかしさが必要である。また、「ピンポン・ブー」などの小道具も子どもを惹きつけるために効果的である。次に、授業そのものが子どもにとって興味や関心をそそり、積極的に参加できるものであることが大切である。そのためには学習者が自ら頭を巡らせ、疑問を感じ、積極的に参加...