児童心理学1単位目 明星大学 合格レポート 2022

閲覧数1,235
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    高評価を得た合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    子どもの愛着形成について説明しなさい。
     安定した愛着の形成は子どもの発達において重要な意味を持つ。ボウルビィは特定の存在に対して接近を維持しようとする愛情の絆を「愛着」と名付け、子どもは特定の存在との近接関係を維持しようとする欲求やパターンを生得的に備え、乳幼児期の愛着形成が以降の性格形成や人間関係の形成などに影響することを発見した。以下に愛着の形成要因及びその過程と愛着形成が子どもの発達に与える影響について説明する。

     まず愛着形成の要因であるが、当初はハルが唱えた「動因低減説」により説明されていた。動因とは生活体内部の枯渇状態を意味し、外部環境から刺激を与えることで欲求を充足させ、それにより低減させた反応が強化されるとする説である。母親が乳児の空腹やおむつの不快等を解消し充足させることで、乳児は母親に強い依存を示すようになり特別な存在として認識する、つまり生理的要求を充足させることが愛着の形成要因だと考えられた。しかしハーロウの赤毛ザルを用いた実験により、子ザルは母乳が出るか否か、つまり空腹を充足してくれるか否かで親を判断し愛着を形成するのではなく、柔らかく暖かい身体的感触が愛...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。