佛教大学 「英語学概論」 設題1 P6103 2013合格済

閲覧数1,815
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A評価合格済のレポートです。
    あくまで参考資料としてお使いください。
    説題「英語と日本語の文法構造または意味構造上とくに有意な差が生じる部分に関して,特定のテーマを設定して日英語を比較対照し、両者の違いをデータに基づいて具体的にかつ一般性のある形で論ぜよ。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題
     英語と日本語の文法構造または意味構造上とくに有意な差が生じる部分に関して,特定のテーマを設定して日英語を比較対照し、両者の違いをデータに基づいて具体的にかつ一般性のある形で論ぜよ。
     俳優の三國連太郎が他界して、息子である佐藤浩市は、生前のお互いの関係を次のようなことばで表している。
    彼(三國)は(佐藤のことを)お前と呼び、僕(佐藤)は(三國のことを)あなたと呼んでいた。
    日本人であれば、下線部で記された呼称によって、通常の父子とはいえない疎遠さが、ことばに象徴されていることがよくわかる。しかし、(1)を英語で表すと、以下のような文になり、日本語で表された疎遠さは全く現れない。
    He addressed me as ‘you’, and I addressed him as ‘you’.
    英語話者が自分の父親を“he”や“you”と呼ぶことは何ら特別なことではない。そのために(2)では、(1)のような含意はみとめられず、ただ当たり前のことを言っているだけの意味不明な発話になってしまっている。
     学校英語で「彼」には“he”、「お前」や「あなた」には“you”というperso...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。