明星大学通信教育における2014年度の合格レポートです。少しでも皆さんのお役に立てたら光栄です。
○講評
よくまとめられています。このテキストで学んだことを今後いかしてください。
理科
2単位目
○課題
1.「間違えるとはどういうことか?」についてテキストから学んだことをまとめ、私見を述べよ。
2.「科学入門教育とはどういうことか」についてテキストから学んだことを述べよ。
1.子どもは成長するとともに自我が芽生え始め、「みんなの前で間違えるのは恥ずかしいこと」という意識を持ち始める。成長段階の途中で起こるものであるから仕方がない、と言ってしまえばそれまでだが、それでは子どもたちの能力が伸びなくなってしまう。なぜなら学習とは、間違いながら学ぶものであるからだ。このことから、授業において、「間違っても恥ずかしくないんだ」という認識を子どもたちに持たせることが、非常に重要になってくる。
最も有効な授業法としては、「仮説実験授業」がある。これは、「誤謬論」を利用した授業で、子どもたちが間違えるような問題が意図的に考えられており、間違った答えが多数派になるという仕組みになっている。間違った答えが多数派になるのだから、間違っても全く恥ずかしくなく、子どもたちの学習意欲を削ぐこともなくなるということだ。また、間違ったからこそ、実験結果とその理由に衝撃を受け、そ...