明星大学通信教育における2014年度の合格レポートです。少しでも皆さんのお役に立てたら光栄です。
○講評
教師が一方的に知識をおしつけるのではなく、子どもたちの多種多様な考えを大切にして考える力を育む授業のやりかたをよくまとめています。課題(2)も予想の意義について、テキストの内容をよく理解し要点をまとめることができています。
理科
1単位目
○課題
1.「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
2.理科の授業における「予想」の意義について述べよ。
1.私の考える「児童・生徒が歓迎する理科の授業」とは、教師の一方的で押し付け的な授業ではなく、児童・生徒が主体的に参加することのできる楽しい授業である。そこで、そのような授業とはどういうものかについて、以下に私の考えを述べていく。
理科の授業において、楽しい授業を展開するためには、やはり実験や観察といった、児童・生徒が主体的に参加できる授業をなるべく多く行うことであると考える。しかし、ただ闇雲に実験・観察を行うだけでは、楽しい授業にはなったとしても、「確かな学力」としては身に付かない。そこで、いわゆる「仮説実験授業」を大切にする必要が出てくる。これは、予め準備された授業書に沿って、子どもの興味・関心を引き起こさせるような楽しい問題とお話を、その与え方に配慮しながら進めていくものだ。以下に、その進め方を記す。
①問題→②児童・生徒が答えを予想→③予想したことについての...