経済政策分冊2 日大

閲覧数1,454
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    課題 市場機構(市場のメカニズム)の役割と問題点についてのべ、政府の役割(経済政策の必要性)について論ぜよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    市場メカニズムはモノの需要と供給は、その価格によって調整される、資源配分の仕組みで、欲しい人が多ければ高く売れる、モノが多過ぎると安くしか売れない、という現象である。
    最適な資源配分は、生産物に売れ残りも品不足もなく、社会全体として、無駄なく資本や資源が配分される状態のことで、理想的な状態にある。パレートの最適な資源配分によると、ある個人の効用を大きくする為に資源の配分を変更するならば他の個人の効用を”必ず下げる”ということであり、数学的には財の配分において全ての個人の財の限界代替率が等しい状態である。
    政府による、金融システムの安定性を維持することは、国民経済が健全な発展を遂げるうえで欠かすことのできない前提条件となっている。金融システムが全体として安定して効率的に機能することを確実にするために、第1に市場における公正な競争とチェック機能、第2に政府による監督・規制、第3にあらかじめシステミック・リスクの発生を防ぐ仕組みを金融システムのなかに組み込んでおくことが求められる。このための施策としては、以下のものがあげられる。
    1. 経営の健全性を確保して金融機関の破綻を未然に防止しようと...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。