【日大通信】国文法_分冊2

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    資料紹介

    【日大通信】国文法 分冊2 合格レポートです。
    H25-26年度課題 
    次の2問とも答えなさい。
    1.「る」で終わる動詞がどの活用になるか、見分ける方法について整理しなさい。
    2.教材第9章で取り上げてある助動詞のうち、「む」「らむ」「けむ」は、「べし」や「終止なり」「めり」と異なり、終止形・連体形・已然系の三つの活用形しか持っていない。なぜ、これらには他の活用形がないのだろうか。各活用形の用法を確認した上で、「べし」や「終始なり」などと「む」「らむ」「けむ」とをモダリティの違いの面から明らかにしなさい。

    1つめの課題ですが、未然以外にも連用形接続の「ます」や「て」、命令形でも五段と一段を区別できますので、覚えておきましょう。
    2つめの課題はほぼOKです。
    と講評をいただきました。
    参考資料としてお使いください。

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    一般的には、現代語の動詞の活用の種類は、「五段活用」「上一段活用」「下一段活用」「カ行変格活用」「サ行変格活用」の五種類があり、「活用形」には「未然形」「連用形」「終止形」「連体形」「仮定形」「命令形」の6種類がある。

    例えば、「渡る」は五段活用の動詞である。これは「渡ら(ない)」<未然形>、「渡り(ます)」<連用形>、「渡る」<終止形>、「渡る(こと)」<連体形>、「渡れ(ば)」<仮定形>、「渡れ」<命令形>のように、動詞の語尾に()内の言葉を付けたときに、活用が「ら・り・る・れ・ろ」と、50音図のア段・イ段・ウ段・エ段・オ段の五段にわたるからである。また、「見る」のように「見(ない)」「見(ます)」「見る」「見る(こと)」「見(ろ)」のように活用がイ段だけのものを上一段活用、「食べ(ない)」「食べ(ます)」「食べる」「食べる(こと)」「食べ(ろ)」のようにエ段だけのものを下一段活用という。

    動詞の活用の種類の見分け方としては、動詞の語尾に【ない、ず、(ら)れる】などの語句を付けて未然形にすることで見分けることができる。「渡る」を未然形にすると「渡らない(watar-a-nai)...

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