【日大通信】国語学概論_分冊1

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    資料紹介

    【日大通信】国語学概論 分冊1 合格レポートです。
    H27-28年度課題「指定の通信教育教材のうち、「日本語学とは」から「文章と文体」までの中から、具体的に3項目を取り上げ、それぞれ600字程度でまとめなさい。」
    ※「語彙」「意味」「文章と文体」を取り上げています。

    参考文献はありません。
    配本された指定教材のみです。
    参考用にご使用ください。

    「よくまとまったレポートになっています。 」との講評をいただいています。
    参考用にお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    一、「語彙」

    言語はたくさんの単語から成り立っているが、意味・用法の上で対立したり、結合したりして様々なまとまりをなしている。このようなまとまりのある単語の集まりを語彙という。また、現在使われている語の出自から分類したものを語種といい、語種には和語、漢語、外来語、及びそれらを組み合わせた混種語の四種類がある。日本語の語彙は語種によって、「めし」「ご飯」「ライス」といった具合に、聞き手に与える語感が異なる。また、語彙は個々の単語の構造により、単純語、複合語、派生語、畳語、略語などに類別できる。

     「ドンドン」など声や音を言語音で描写した擬音語(擬声語)、「ツルツル」など状態や感覚を言語音で描写した語を擬態語という。両者を合わせてオノマトペということもある。

     日本語では特に、性別や年齢層、社会層や職業などの集団・分野において特有の語や表現を使うことがある。たとえば主語がはっきり書かれていなくても幼児の「ワンワン」や男性の「俺」のように、表現から話し手の属性が推測できる。各々の集団・分野の間に、言語上の差異や対応が生ずる現象を位相といい、それぞれに特有な語彙を位相語と呼ぶ。また居住地...

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