文章表現法_分冊1

閲覧数2,496
ダウンロード数4
履歴確認
更新前ファイル(2件)

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【日大通信】文章表現法 分冊1 合格レポートです。
    H25-26年度課題「話しことば」と「書きことば」の機能や特質について説明しなさい。

    「多くの例文を提示して説明をしているので、とても説得力があります」との講評をいただきました。
    参考文献は配本されたテキストのみです。
    参考用にお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     現在、我々が用いていることばは、原則的には、話しことばと書きことばの二つである。
     話しことばは、心に思うことを音声によって表現し、それを聞き手に伝えようとする音声言語である。媒材となるものが音声であるため、テレビや電話などといった利器を通さない限り、話しことばは音声が届く範囲にしか伝達されない。また話しことばは、普通話し手と聞き手が対面して使われる。そのため、話し手は聞き手の反応を確かめ、その場ですぐに内容を補足したり、訂正したり、アドリブを差し挟んだりもできる。例えば会話の中で「ねえ、それ取って」と相手にお願いしたときに、相手が何を取っていいか分からないでいるのなら、「あなたの目の前にある白いハンカチ」と続けるといった具合である。それだけに、話し手と聞き手との間の込み入った用件やお互いの相談事を処理するといった場面では、話しことばは便利であると言える。
    ただ話しことばを文字化した場合、主語と述語の照応が分かりにくく、修飾語と非修飾語の関係が不正確であるなど、いわゆる文脈の乱れなどの特徴が認められる。例えば「ユカは難しい顔をしながら話すカスミを見ていた」という話しことばを文字化した...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。