日大通信 英語学概説 分冊1 合格レポート

閲覧数2,553
ダウンロード数37
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    有効期間は平成26年4月1日~平成29年3月31日です。

    教材第5章(形態論)を学習するにあたり、自然言語における「語」という単位を理解することが重要となるが、句や文とは区別される語という単位を設定することの必要性について論じよ。

    全体を通してよくまとめられていますとの評価をいただきました。

    参考文献
    「英語学入門」安藤 貞雄・澤田 治美 編 (開拓社 2001)
    (日大通信教材)
    「語の仕組みと語形成」伊東たかね・杉岡 洋子 (研究社 2002)

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    語は文を構成する基本単位であり、複数の語の組み合わせから文ができている。語は、より小さな単位(形態素)の集まりから成る語形成、文はその語の集まりから成る統語のプロセスを経ている。語形成と統語の共通点と相違点から、基本単位といえる語について文や句と区別すべき独立した特性があるかを検証したい。
    まず共通点について「階層性」が挙げられる。語は意味を持つ最小の単位を形態素といい、単独で使用できる自由形態素と、拘束形態素と呼ばれる他の語に付加する接辞に分類される。また、複数の単一の語から成る複合語がある。これらの接辞付加や複合による語形成で語が存在するが、内部構造について二分枝構造(binary branching)の原則がある。複合語でも接辞による派生語においても、構成する要素は二つずつが結合し、それがまた別の要素と結合するという形で語を形成していく。よって三つ以上の要素から成る語は二分枝構造の階層構造を持つ。
    1a.[[un-friend]-ly]
    1b. [女-[らし-さ]]
    『英語学入門』安藤貞雄・澤田治美編(開拓社 2001)P81
     語に対して文については、形式と意味のまとまりである...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。